サイト内検索

【苔の種類図鑑】特徴と育て方|コケテラリウムや水槽での栽培に適したものをご紹介


苔(コケ植物)の分類について解説するとともに、コケテラリウムや水槽栽培に適した種類を、画像つきの図鑑形式で特徴とともにご紹介します。

※シダ植物のなかでも原始的で「○○ゴケ」と名づけられているものもあわせてご紹介しています。

コケ植物とは?


コケ植物(Bryophyte)とは、維管束を持たないもっとも古い陸上植物の総称で、蘚類・苔類・ツノゴケ類の3つ分類群を含んでいます。蘚苔類または蘚苔植物とも呼ばれます。世界中でおよそ2万種ほどが記録されており、日本は湿潤な気候を持つことから、世界的なコケの産地として有名です。

コケ植物の分類

最新の分類体系では、以下のように三つの植物門に分類されます。

ゼニゴケ植物門|Marchantiophyta(苔類)

ゼニゴケ綱

ゼニゴケ亜綱

ウスバゼニゴケ亜綱

ウロコゴケ綱

ウロコゴケ亜綱

フタマタゴケ亜綱

ミズゼニゴケ亜綱

コマチゴケ綱

コマチゴケ亜綱

トロイブゴケ亜綱

ツノゴケ植物門|Anthocerotophyta(ツノゴケ類)


ツノゴケ綱

マゴケ植物門|Bryophyta(蘚類)



マゴケ綱

マゴケ亜綱

シッポゴケ亜綱

ヒョウタンゴケ亜綱

クサスギゴケ亜綱

イクビゴケ亜綱

キセルゴケ亜綱

スギゴケ綱

ヨツバゴケ綱

イシズチゴケ綱

クロマゴケ綱

クロゴケ綱

ミズゴケ綱

ナンジャモンジャゴケ綱

また、従来通りの分類体系では、以下のようにコケ植物門一つにまとめられます。

コケ植物門|Bryophyta

蘚綱|Bryopsida

ミズゴケ亜綱 Sphagnidae

クロゴケ亜綱 Andreaeidae

ナンジャモンジャゴケ亜綱 Takakiidae

マゴケ亜綱 Bryidae

苔綱|Hepaticopsida

ウロコゴケ亜綱 Junbermanniidae

ゼニゴケ亜綱 Marchantiidae

ツノゴケ綱|Anthocerotopsida

ツノゴケ亜綱 Anthocerotidae

テラリウム・水槽向きのコケ一覧

タマゴケ


タマゴケの分類と学名

タマゴケ科
Bartramia pomiformis

タマゴケの分布と自生環境

日本を含む東アジア、シベリア、ヨーロッパ、北アメリカに分布し、主に針葉樹林の湿り気のある斜面の岩上に自生しています。

ホソウリゴケ


ホソウリゴケの分類と学名

ハリガネゴケ科
Brachymenium exile

ホソウリゴケの分布と自生環境

北海道、本州、四国、九州、中国、インド、東南アジア、南アフリカ、オーストラリア、南アメリカ、中央アメリカ、メキシコなどに分布し、直射日光の当たるコンクリート上などに自生しています。

スナゴケ


スナゴケの分類と学名

ギボウシゴケ科
Racomitrium canescens

スナゴケの分布と自生環境

日本を含む北半球の温帯域から亜寒帯域にかけて分布し、直射日光の当たる砂礫上に自生しています。

ハイゴケ


ハイゴケの分類と学名

ハイゴケ科
Hypnum plumaeforme

ハイゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、ロシア、ネパール、ベトナム、フィリピンに分布しており、明るい林内の地上に自生しています。

ホソバオキナゴケ


ホソバオキナゴケの分類と学名

シラガゴケ科
Leucobryum juniperoideum

ホソバオキナゴケの分布と自生環境

本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、インド、スリランカ、ミャンマー、タイ、インドネシア、フィリピン、マクロネシア、ニューギニア、トルコ、マダガスカル、ヨーロッパに分布し、針葉樹林のやや乾燥気味の場所、特に杉の株元に多く見れます。

アラハシラガゴケ


アラハシラガゴケの分類と学名

シラガゴケ科
 Leucobryum bowringii

アラハシラガゴケの分布と自生環境

本州、四国、九州、沖縄、中国、インド、スリランカ、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ニューギニアに分布し、針葉樹林のやや乾燥気味の場所、特に檜の根上に多く見れます。


スギゴケの分類と学名

スギゴケ科
Polytrichum juniperinum

スギゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、ロシアに分布しており、1日数時間ほど直射日光があたる明るい場所の赤土上に多く自生しています。

スギゴケの育て方

オオスギゴケ


オオスギゴケの分類と学名

スギゴケ科
Polytrichum formosum

オオスギゴケの分布と自生環境

ほぼ世界中に分布しており、1日数時間ほど木漏れ日の当たる明るい場所の土上に自生します。

ヒノキゴケ


ヒノキゴケの分類と学名

ヒノキゴケ科
Pyrrhobryum dozyanum

ヒノキゴケの分布と自生環境

本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、インドネシアに分布し、平地の暗く湿度の高い針葉樹林に自生します。

シッポゴケ


シッポゴケの分類と学名

シッポゴケ科
 Dicranum japonicum

シッポゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、ロシアに分布しており、1日数時間ほど木漏れ日が当たる腐植土上に自生しています。

コツボゴケ


コツボゴケの分類と学名

チョウチンゴケ科
Plagiomnium acutum

コツボゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、ロシア、インド、ブータン、ネパール、ミャンマー、ベトナムに分布しており、落葉広葉樹林の湿った地上に多く見れます。

カサゴケ


カサゴケの分類と学名

ハリガネゴケ科
Rhodobryum roseum

カサゴケの分布と自生環境

北海道や本州の日本海側など、ヨーロッパ、アメリカ西部などに分布しており、直射日光の当たらない薄暗い林内の土上に自生しています。

カサゴケの育て方

ミズゴケ


ミズゴケの分類と学名

ミズゴケ科
Sphagnum palustre

ミズゴケの分布と自生環境

北海道、本州、四国、九州のほか世界に広く分布しており、やや山地寄りの浅い湿地に自生しています。

ホウオウゴケ


ホウオウゴケの分類と学名

ホウオウゴケ科
Fissidens nobilis

ホウオウゴケの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、インド、ネパール、スリランカ、ミャンマー、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ニューギニア、フィジーに分布しており、渓流沿いの常に水の滴る岩上に自生しています。

シノブゴケ


シノブゴケの分類と学名

シノブゴケ科
Thuidium tamariscinum

シノブゴケの分布と自生環境

日本全土、中国、ロシア、ヨーロッパ、ジャマイカに分布しており、やや標高の高い、1日数時間ほど木漏れ日が当たるような山地の岩上に多く自生しています。

シノブゴケの育て方

コウヤノマンネングサ


コウヤノマンネングサの分類と学名

コウヤノマンネングサ科
Climacium japonicum

コウヤノマンネングサの分布と自生環境

北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国、ロシアに分布しており、やや標高の高い山地の1日1時間ほど木漏れ日があたる腐植土上に自生しています。

コウヤノマンネングサの育て方

ウィローモス


ウイローモスの分類と学名

クロカワゴケ︰Fontinalis antipyretica
ミズキャラハゴケ︰Taxiphyllum barbieri
など

ウイローモスの分布と自生環境

ウイローモスと呼ばれる種類は世界中に分布しており、渓流に半水没または渓流沿いの岩に活着して自生しています。

ジャワモス


ジャワモスの分類と学名

カワゴケ科
Vesicularia dubyana
など

ジャワモスの分布と自生環境

ジャワモスと呼ばれる種類はアジア全域に分布しており、渓流に半水没または渓流沿いの岩に活着して自生しています。

ウチワゴケ(シダ)


ウチワゴケの分類と学名

コキシノブ科
Crepidomanes minutum

ウチワゴケの分布と自生環境

 北海道、本州、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ロシア、インド、ブータン、ネパール、スリランカ、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア、フィリピン、オ-ストラリア、アフリカ、太平洋諸島に分布しており、薄暗い山地の岩上に自生しています。

ウチワゴケの育て方

コケシノブ(シダ)


コケシノブの分類と学名

コケシノブ科
Hymenophyllum wrightii Bosch

コケシノブの分布と自生環境

北海道、本州、四国、九州、朝鮮、台湾、ロシア、北アメリカに分布しており、やや標高の高い薄暗い山地の岩上や崖に自生しています。

マメヅタ(シダ)


マメヅタの分類と学名

ウラボシ科
Lemmaphyllum microphyllum

マメヅタの分布と自生環境

本州(関東地方以西)、四国、九州、沖縄、朝鮮、中国、台湾、ベトナムに分布しており、山地の崖(岩肌)やコンクリート壁などに活着して自生しています。

ノキシノブ


ノキシノブの分類と学名

ウラボシ科
Lepisorus thunbergianus

ノキシノブの分布と自生環境

北海道(最南部)、本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾、インド、ブータン、ネパール、フィリピンに分布しており、1日数時間ほど直射日光が当たる崖・樹皮・コンクリート壁などに自生しています。

トウゲシバ(シダ)


トウゲシバの分類と学名

ヒカゲノカズラ科
Lycopodium serratum

トウゲシバの分布と自生環境

北海道から沖縄の日本各地、東アジア・東南アジアに分布しており、直射日光の当たらない薄暗い針葉樹林内に多く自生しています。

トウゲシバの育て方

ヒカゲノカズラ(シダ)


ヒカゲノカズラの分類と学名

ヒカゲノカズラ科
Lycopodium clavatum L.

ヒカゲノカズラの分布と自生環境

日本全土、朝鮮、中国、南アメリカ、北アメリカに分布しており、空中湿度が高く比較的明るい北側な東側斜面に多く自生しています。


苔テラリウム各種セット

完全無農薬LED栽培ウィローモス

完全無農薬で栽培しているのでメダカなど小魚・稚魚・ヌマエビ・シュリンプ類の飼育用・産卵床用・レイアウト用に最適です。
国内(九州)の専門業者によって自家栽培されたウィローモス(水中葉)30gです。完全無農薬で栽培しているのでメダカなど小魚・稚魚・ヌマエビ・シュリンプ類の飼育用・産卵床用・レイアウト用に最適です。また、一般的な家庭用水槽で主流のLED照明で栽培しているので、光質変化による枯れがで

また、一般的な家庭用水槽で主流のLED照明で栽培しているので、光質変化による枯れがでにくいのも大きなメリットです。

苔セット各種

ミニ苔テラリウムや苔ボトルに最適な、育てやすい初心者向きの各種セットです。

ヒノキゴケ

苔の女王とも呼ばれるヒノキゴケの直径約10cmコロニー×2個のボリュームセットです。室内光+密閉状態で元気に育ちます。また、LED照明に順応済ですので室内照明で枯れにくいのが特徴です。苔テラリウムや苔ボトルの作り方は下記の記事をご参照ください。※販売価格を抑えてご提供するためパウチパックで密閉し、厚さを抑えて封筒サイズ


ミズゴケ

珍しい生きているミズゴケの直径約10cmコロニーです。観賞用に適した新芽の美しい部分のみ(徒長していない部分)をピックアップしてお届けします。やや強めの室内光+密閉状態で元気に育ちます。また、LED照明に順応済ですので室内照明で枯れにくいのが特徴です。苔テラリウムや苔ボトルの作り方は下記の記事をご参照ください。※販売価

苔セット

※現在準備中。6月下旬頃販売予定。ミニ苔テラリウムや苔ボトル作りに最適な、育てやすい初心者向きの3種セットです。いずれも、室内光+密閉状態で元気に育ちます。また、LED照明に順応済ですので室内照明で枯れにくいのが特徴です。プラケースをサランラップで密閉するか、密閉できるボトルに好みでレイアウトしてください。【セット内容

いずれもLED照明順応済みで、密閉さえすれば室内照明で元気に育ちます。また、高温に強い頑健種です。


スポンサーリンク