サイト内検索

【クラゲ種類図鑑&フリー画像写真集】美麗種から巨大種・毒種まで紹介解説

jellyfish-1447369_960_720-tile.jpg

ふわふわと優雅に美しく海中を漂う美麗種から、巨大な種類、毒の強い種類までクラゲの画像とともに名前や特徴をご紹介します。題して「クラゲ種類図鑑・写真集」です。どうぞ、お楽しみください。 まずは、水族館でよく見られる種類をご紹介します。



ミズクラゲ(旗口クラゲ目)

animals-105602_960_720.jpg
ミズクラゲは学名をAurelia auritaといい、世界中の海に分布しています。傘の直径は15~30cmで、別名をヨツメクラゲとも言います。

アカクラゲ(旗口クラゲ目)


アカクラゲ アカクラゲは学名をChrysaora melanasterといい、北海道以南に生息している種類です。傘の直径は約20cmで、傘に放射状の赤い縞模様が入っているのが特徴です。

オキクラゲ(旗口クラゲ目)

jellyfish-1447369_960_720_20160909191703145.jpg
オキクラゲは学名をPelagia noctilucaといい、黒潮海流域二生息しています。傘の直径は5~7cmで、日本には黒潮に乗ってやってきます。

アマクサクラゲ(旗口クラゲ目)


アマクサクラゲは学名をSanderia malayensisといい、本州中部以南に生息しています。傘の直径は10cm程度の美しい種類です。

ヤナギクラゲ(旗口クラゲ目)


ヤナギクラゲはChrysaora属に含まれるクラゲで、英語ではSea nettle(海のイラクサの意)と呼ばれています。本属には15種が含まれています。

タコクラゲ(根口クラゲ目)


タコクラゲは学名をMastigias papuaといい、関東以南に分布しています。傘の直径は10~20cmで、傘に水玉模様があるのが特徴です。

ムラサキクラゲ(根口クラゲ目)


ムラサキクラゲはThysanostoma loriferumに代表されるThysanostoma属のクラゲの総称で、日本の南部にもThysanostoma thysanuraが分布しています。

エビクラゲ(根口クラゲ目)


エビクラゲは学名をNetrostoma setouchiana(瀬戸内の意)と言い、日本の瀬戸内海から九州にかけて分布しています。

イボクラゲ(根口クラゲ目)


イボクラゲは学名をCephea cepheaと言い、日本の太平洋沿岸からオーストラリアにかけて生息しています。傘の直径が最大で30cmにもなり、日本の太平洋側で見られるクラゲとしては最大種です。

カミクラゲ(花クラゲ目)


カミクラゲは学名をSpirocodon saltatorといい、青森から九州の太平洋側の湾内などに生息しています。傘の直径は約6cmで髪の毛のようにたくさんの触手があります。

オワンクラゲ(軟クラゲ目)


オワンクラゲは学名をAequorea coerulescensといい、日本各地の沿岸に分布しています。傘の直径は20cm程度で、お椀を逆さにしたような形が特徴です。

ハナガサクラゲ(淡水クラゲ目)


ハナガサクラゲは学名をOlindias formosaといい、本州中部から九州にかけての沿岸に分布しています。傘の直径は10~15cmで、花笠のような綺麗な模様が特徴の美麗種です。

続いて、巨大な種類や毒の強い種類をご紹介します。

キタユウレイクラゲ(旗口クラゲ目)


キタユウレイクラゲは学名をCyanea capillata、英名をLion's mane jellyfish(ライオンのタテガミの意)と言い、その密集した触手が特徴です。最大で傘の直径が2mにもなる巨大種で、大西洋や太平洋の北部に生息しています。

エチゼンクラゲ(根口クラゲ目)


エチゼンクラゲは学名をNemopilema nomuraiといい、クラゲのなかでも最大種で、その傘の直径は2mにもなります。東シナ海から日本海にかけて分布し、大発生時には魚網などに甚大な被害を与えます。

ハブクラゲ(立方クラゲ目)


ハブクラゲは学名をChironex yamaguchiiといい、沖縄や奄美周辺の暖かい海に分布しています。「ハブ」という名のとおり猛毒を持つことで恐れられています。

カツオノエボシ(管クラゲ目)


カツオノエボシは学名をPhysalia physalisといい、猛毒で知られる種類です。傘の部分が水上に浮いているのが大きな特徴となります。本州の太平洋沿岸に分布しています。

カブトクラゲ(有櫛動物)


カブトクラゲは学名をBolinopsis infundibulumといい、実際は有櫛動物というグループに属するクラゲ(刺胞動物)とは全く異なる生き物です。

クラゲの分類


一般的にクラゲ(有櫛動物を含む)と呼ばれるものは、以下のように分類されます。

刺胞動物(いわゆるクラゲ)

旗口クラゲ目

ミズクラゲ・キタミズクラゲ・キタユウレイクラゲ・ユウレイクラゲ・アカクラゲ・ヤナギクラゲ・オキクラゲ・アマクサクラゲなど

根口クラゲ目

タコクラゲ・ムラサキクラゲ・エビクラゲ・イボクラゲ・スナイロクラゲ・ビゼンクラゲ・エチゼンクラゲ・サカサクラゲなど

十文字クラゲ目

ササキクラゲ・ジュウモンジクラゲ・シャンデリアクラゲ・シラスジアサガオクラゲ・ヒガサクラゲ・ムシクラゲなど

立方クラゲ目

アンドンクラゲ・ハブクラゲなど

花クラゲ目

カミクラゲ・キタカミクラゲ・サルシアモドキ・ウラシマクラゲ・ハナアカリクラゲ・エボシクラゲ・エダアシクラゲ・ジュズクラゲ・カツオノカンムリ・ギンカクラゲなど

軟クラゲ目

オワンクラゲ・ヒトモシクラゲ・サラクラゲ・ハナクラゲモドキ・ギヤマンクラゲ・エイレネクラゲ・ヒトエクラゲ・フサウミコップ・ハナガサクラゲなど

淡水クラゲ目

マミズクラゲ・コモチカギノテクラゲ・カギノテクラゲ・エダクダクラゲなど

硬クラゲ目

カラカサクラゲ・ツリガネクラゲなど

剛クラゲ目

ヤジロベエクラゲ・ツヅミクラゲ・ニチリンクラゲなど

管クラゲ目

コヨウラククラゲ・カツオノエボシ・フタツクラゲモドキ・ハコクラゲモドキ・トウロウクラゲ・バレンクラゲ・アイオイクラゲ・ヨウラククラゲ・シダレザクラクラゲ・ナガヨウラククラゲ・バテイクラゲ・コボウズニラなど

有櫛動物(クラゲでないクラゲ)

フウセンクラゲ目

ヘンゲクラゲ・フウセンクラゲ・テマリクラゲ・トガリテマリクラゲなど

カブトクラゲ目

ツノクラゲ・チョウクラゲ・アカホシカブトクラゲ・アカダマクラゲなど

オビクラゲ目

オビクラゲなど

ウリクラゲ目

ウリクラゲ・アミガサクラゲなど

クラゲ写真集

ここからは、世界の海からさまざまなクラゲの美しい写真をご紹介します。どうぞ、ごゆっくりご鑑賞ください。



















クラゲ情報

jellyfish-1401507_960_720.jpg

下記の記事では、クラゲの飼育の方法や自宅で簡単に飼えるキット・セット、餌や寿命、生体の入手方法についてご紹介しています。

【クラゲ飼育方法】簡単セット・キットや販売値段・餌・寿命など全解説|人工クラゲも!

クラゲ生体の入手方法

クラゲの生体は当サイトに飼育方法など各情報を提供していただいている、下記の専門ショップページで入手可能です。

▼クラゲ生体の入手先

スポンサーリンク

スポンサーリンク
当サイトで人気の生き物種類図鑑紹介
クラゲの種類図鑑深海魚の種類図鑑
クジラの種類図鑑古代生物種類図鑑
サメ類の種類図鑑巨大生物種類図鑑
ウミウシ種類図鑑恐竜類の種類図鑑
ペンギン種類図鑑危険生物種類図鑑
クワガタ種類図鑑コケ植物種類図鑑
カブト虫種類図鑑ミジンコ種類図鑑
淡水魚の種類図鑑熱帯魚の種類図鑑
その他の生物種類図鑑の一覧はこちら

スポンサーショップ


当サイト協賛ショップ

マズレンコ製作所日本正規輸入代理店


スポンサーリンク