![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/2/27/Podiceps_cristatus_2_-_Lake_Dulverton.jpg)
カンムリカイツブリの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
カンムリカイツブリとはどんな生き物?
カンムリカイツブリ(冠鳰、学名:Podiceps cristatus)は、カイツブリ目カイツブリ科カンムリカイツブリ属に分類される鳥類の1種。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/カンムリカイツブリ
カンムリカイツブリの分布
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/9/9f/PodicepsCristatusIUCN2019-2.png)
カンムリカイツブリはユーラシア大陸中部に分布しており、日本には九州以北に越冬のため渡りをして飛来します。琵琶湖など一部の地域では留鳥として繁殖していることも確認されています。基本的には湖沼など淡水域を生息場所としますが、非繁殖期(冬季)には内湾などの海水域にも進出します。
カンムリカイツブリの餌
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/1f/Podiceps_cristatus_-Hogganfield_Loch%2C_Glasgow%2C_Scotland_-adult_feeding_chick-8_%282%29.jpg)
カンムリカイツブリは動物食で、小型魚類・甲殻類・水生昆虫・両生類などを潜水して捕食します。
カンムリカイツブリの繁殖
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/e/eb/Podiceps_cristatus_1_2013.jpg)
カンムリカイツブリは水辺の抽水植物(ヨシやガマなど)をベースとして、そこに枯葉や枯枝を組み合わせて営巣します。抱卵はペアで交代で行います。
水鳥(カモ目・チドリ目・カンムリカイツブリ目など)種類図鑑
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgOEtJRfCokufBn5JiFSJkEuUit4H0sHqJCfa3dEPGcSqrUP6lRFxROcBZcJh1ZkDJWaoggUSj2aMdDTUx_xbHrH-AVJ6YIxzdvemY9qoS91qzo9VsxjxiELdCLq06GfraF9vgOqNcotsjQ6TWQK21tfqyYIf62jORMzc0lSzj6Y19xuxVWpuji829ZXw1l/s320/1024px-Ducks_in_plymouth,_massachusetts-tile.jpg)
【水鳥(カモ・チドリ・カンムリカイツブリなど)種類図鑑】身近な水辺の鳥類を博物館学芸員が解説
動植物の種類図鑑の一覧ページ
プランクトンから巨大生物・古代生物から現生種まで様々な動植物の種類図鑑はこちら