カイツブリの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
カイツブリとはどんな生き物?
カイツブリ(鳰(にお)、鸊鷉(へきてい)、鸊鵜(へきてい)、学名:Tachybaptus ruficollis (Pallas, 1764))は、カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属に分類される鳥類の1種。全長約26cmと、日本のカイツブリ科のなかではいちばん小さい。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/カイツブリ
カイツブリの分布
カイツブリはユーラシア大陸南部からアフリカ大陸にかけて分布しており、基本的にはそれぞれの分布域で移動せずに生活していますが、北方に生息する個体群は冬季には南方へ移動します。日本においては、中部地方以南の個体群は留鳥として通年生息し、東北と北海道の個体群は冬に大陸から飛来する渡り鳥となります。それぞれの生息域では淡水域で生活していますが、冬季には海水域で見られることもあります。
カイツブリの餌
カイツブリは動物食で小型魚類・甲殻類・水生昆虫・貝類などを潜水捕食します。
カイツブリの繁殖
カイツブリは水辺の植物を流用し、その葉や枝を使って営巣します。抱卵はペアで交代で行います。
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