フィカスプミラ(オオイタビ)の特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。
フィカスプミラ(オオイタビ)とはどんな植物?
オオイタビ(大崖石榴、学名:Ficus pumila)は、クワ科イチジク属の常緑つる性木本。東アジア南部に分布し、日本では関東南部以西、特に海岸近くの暖地に自生し、栽培もされる。幼苗は観葉植物として利用され、フィカス・プミラの名でも流通しており、園芸品種もある。
フィカスプミラ(オオイタビ)の原産地
東南アジア
フィカスプミラ(オオイタビ)の育て方
明るさ(耐陰性)
強い(室内照明だけで育つ)
温度(耐寒性)
普通(常温の室内で育つ)
水やり(根の湿性)
強い(受け皿をして常に水をためておく)
具体的な育て方
フィカスプミラ(オオイタビ)はゴムノキの仲間としては珍しくツル性で、さまざまなアレンジが楽しめる観葉植物です。
高湿度を好むため、毎日の霧吹きは欠かせません。また、水を好むので鉢皿に常に水をためておきます。
耐陰性は強く室内照明だけでも育ちますが、本来はカーテン越しの窓際程度の明るさでよく育ちます。
耐寒性はあまり高くないため、冬期は冷え込みのある窓際におくのは避けてください。
梅雨時など高湿度の時期だと、比較的簡単に挿し木で増やすことができます。
観葉植物一覧・種類図鑑
【観葉植物一覧・種類図鑑】育て方・増やし方を博物館学芸員が初心者向きに解説|インテリアに最適