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【トックリランの育て方と増やし方】博物館学芸員が置き場所・水やり・挿し木や株分けのやり方について初心者向けに解説



トックリランの特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。

トックリランとはどんな植物?

トックリランはユニークな草姿が魅力の観葉植物で、株の基部が肥大してとっくり(徳利)状になっているのが特徴です。とっくり状の部分には、乾燥に耐えるために水をためています。

引用:みんなの趣味の園芸(NHK出版)

トックリランの原産地

メキシコ南部乾燥地

トックリランの育て方

明るさ(耐陰性)

弱い(窓際で育つ)

温度(耐寒性)

強い(戸外軒下で育つ)

水やり(根の湿性)

弱い(鉢の表面が乾いたら水をやる)

具体的な育て方

トックリランは乾燥地域の植物で、膨れた部分に水分を貯める性質があるため加湿を嫌います。葉がすこし縮んできたタイミングで鉢全体に水が回るように水やりをします。

耐陰性は弱く、室内の場合は窓際の直射日光を当てるようにします。

寒さにはかなり強く、暖地であれば霜の当たらない戸外軒下で冬越し可能です。

実生でのみ増やせ、挿し木などはできません。また、子株も出ないため株分けもできません。

観葉植物一覧・種類図鑑

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