鳥羽水族館で産まれたスナドリネコの赤ちゃんの愛称が一般公募により決まりました。
スナドリネコとはどんな動物?
スナドリネコ(漁猫、学名:Prionailurus viverrinus、英語名:Fishing cat)は、食肉目(ネコ目) - ネコ亜目 - ネコ科 - ベンガルヤマネコ属(genus Prionailurus)中の1種に分類される比較的小型の哺乳類。
鳥羽水族館のスナドリネコ
鳥羽水族館では2015年より2頭のスナドリネコが飼育されており、それはオスの「サニー」とメスの「パール」です。
今回誕生した赤ちゃんは、このサニーとパールの子供です。
鳥羽水族館のスナドリネコの赤ちゃんはいつ産まれた?
2022年2月26日、スナドリネコに赤ちゃんが誕生しました。今回出産をしたのは「パール」で、交尾を確認して以降、妊娠を想定し観察を続けていました。2月10日からは、安心して出産できるようにバックヤードの産室での飼育に切り替えていたところ、2月26日の午後5時05分より3匹の赤ちゃんを続けて出産しました。
スナドリネコの赤ちゃんの愛称
このように産まれた3頭の赤ちゃんのうち2頭は、飼育員による人工哺乳により元気に育ち、一般公募により愛称が決まりました。
このことは、全国ニュースでも報じられています。
同館では今月4日―17日にかけて、2月に生まれたスナドリネコの兄弟の愛称を募集。この結果、ハガキ70通、インターネット1095通の計1165通の応募があった。
引用:Yahooニュース
赤ちゃんの愛称はムーンとシェル
このように全国から寄せられた応募から厳選され、赤ちゃんの名前はムーンとシェルに決まりました。
これはお父さんのサニー(太陽)、お母さんのパール(真珠)にちなんでおり、それぞれムーン(月)、シェル(貝殻)という意味です。
公式ホームページには以下のように記載されています。
スナドリネコの赤ちゃんに「兄:ムーン」と「弟:シェル」という素敵な名前が付きました。「父のサニー(太陽)と母のパール(真珠)の名前にちなんで親しみやすく覚えてもらいやすい」という理由から「兄:ムーン」と「弟:シェル」という名前が飼育係の目に留まり、採用することになりました。
このゴールデンウィークは是非、スナドリネコを見に行きたいですね。