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【ナガメの飼い方図鑑】生態的特長と飼育繁殖方法について博物館学芸員が解説



ナガメの生態について解説するとともに、20年以上、生物学学芸員として博物館施設に勤務し、昆虫が専門分野の一つである筆者が、その飼育方法についてご紹介していきます。

ナガメとはどんな生き物?

ナガメ(菜亀、学名:Eurydema rugosa Motschulsky, 1861)は、カメムシ目カメムシ科の昆虫。和名は「菜の花につく亀虫」の意味で、アブラナ科の植物に集まることから名づけられた。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ナガメ

ナガメの成虫の飼い方

ナガメはセイヨウアブラナ・ダイコン・キャベツ・カブ・ノザワナ・ハクサイ・コマツナなどアブラナ科の植物の汁を吸っています。

このため、飼育下ではこれらの植物を鉢植えにし、飼育ケースに入れて吸汁させます。

ナガメの繁殖と幼虫飼育

ナガメは食草の茎などに卵塊として卵を産みつけます。一週間ほどで孵化した幼虫はこれらの植物の汁を吸って成長し、1ヶ月ほどで羽化して成虫になります。
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