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【ニジイロクワガタの生態と飼育方法】成虫・幼虫の飼い方と繁殖方法について博物館学芸員が解説



ニジイロクワガタについて生物学的な特徴を解説するとともに、20年以上、生物学学芸員として博物館施設に勤務し、昆虫が専門分野の一つで世界中のクワガタ・カブトムシの飼育経験のある筆者が、その飼育方法についてご紹介していきます。

ニジイロクワガタとはどんなクワガタ?

オセアニアに生息するが、ニューギニア南部及び、オーストラリア北部のクイーンズランド州が有名な生息地。七色に輝く世界一美しいクワガタとして知られる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ニジイロクワガタ

クワガタムシの飼育の基本



クワガタムシの成虫の飼育環境は、基本的には国内・海外を問わず全ての種類に共通で、プラケースに広葉樹マットを敷き、クヌギ・コナラなどの産卵木を置き、餌として昆虫ゼリーを与えます。適切な温度・湿度であればほとんどの種類が問題なく産卵します。



クワガタの幼虫の飼育は種類によって異なります。オオクワガタ・ヒラタクワガタなどドルクス属のクワガタは菌糸ビンで育てると大きくすることができます。一方、それ以外の非ドルクス属幼虫は菌糸を消化吸収できないため発酵マットを使います。なお、ドルクス属の幼虫はやや小さく育ちますが発酵マットでも飼育可能です。

ニジイロクワガタの成虫の飼い方

ニジイロクワガタの成虫はもっとも飼いやすいクワガタの一つで、初心者でも飼育が容易な頑健種です。基本的なクワタガタムシ飼育環境で問題なく飼うことができます。

ニジイロクワガタの繁殖と幼虫飼育

ニジイロクワガタの幼虫は菌糸ビンとの相性がよく、大型個体作出を狙うのであれば、菌糸ビンの一択になります。発酵マットでも育ちますが、あまり大型化はしません。

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