サンセベリアの特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。
サンセベリアとはどんな植物?
サンセベリア(学名: Dracaena trifasciata; シノニム: Sansevieria trifasciata)は、スズラン亜科(新エングラー体系などではリュウゼツラン科、APG IIIではキジカクシ科)ドラセナ属の多年草。葉を鑑賞するために観葉植物として栽培され、斑入りなどの園芸品種が多い。
サンセベリアの原産地
熱帯アフリカの乾燥地帯
サンセベリアの育て方
明るさ(耐陰性)
普通(明るい室内で育つ)
温度(耐寒性)
弱い(暖房のある室内で育つ)
水やり(根の湿性)
弱い(鉢の表面が乾いたら水をやる)
具体的な育て方
サンセベリアは比較的耐陰性が強く、明るい室内で育てることができます。
耐寒性はあまり高くないため、冬期は暖房の効いた部屋で管理するようにします。
多肉植物と同様の特性を持つため、加湿は厳禁で、完全に鉢土が乾いてから鉢全体に水が回るように水やりをします。
子株も出しますが、成長速度が遅いため、葉挿しで増やすのが一般的です。
観葉植物一覧・種類図鑑
【観葉植物一覧・種類図鑑】育て方・増やし方を博物館学芸員が初心者向きに解説|インテリアに最適