![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/f/f7/%E6%B2%BC%E6%B4%A5%E6%B8%AF%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8_%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A014_%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%82%B7.jpg/1024px-%E6%B2%BC%E6%B4%A5%E6%B8%AF%E6%B7%B1%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%97%8F%E9%A4%A8_%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%A014_%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%BD%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%82%B7.jpg)
ダイオウグソクムシの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)および飼育方法(適正水温と適切な水槽サイズ)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。
ダイオウグソクムシとはどんな生き物?
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d2/Bathynomus_giganteus_%28MNHN-IU-2013-2922%29_002.jpeg/1024px-Bathynomus_giganteus_%28MNHN-IU-2013-2922%29_002.jpeg)
ダイオウグソクムシ(Bathynomus giganteus)は、等脚目スナホリムシ科に属する海生甲殻類の1種である。最大の等脚目として知られる。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ダイオウグソクムシ
ダイオウグソクムシの分布
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/43/Bathynomus_giganteus_%28MNHN-IU-2013-2922%29_003.jpeg/1024px-Bathynomus_giganteus_%28MNHN-IU-2013-2922%29_003.jpeg)
ダイオウグソクムシは西大西洋およびメキシコ湾の深度200~1000mの深海海底(砂泥底)に分布しています。深海性の生物のため、その調査はいまだ完全ではなく、今後も新たな分布域が発見される可能性もあります。
ダイオウグソクムシの大きさ
![](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/44/Bathynomus_giganteus_%28YPM_IZ_071595%29.jpeg/800px-Bathynomus_giganteus_%28YPM_IZ_071595%29.jpeg)
ダイオウグソクムシは世界最大の等脚類で、全長最大50cmにもなる大型種です。
ダイオウグソクムシの適正水温と水槽サイズ
ダイオウグソクムシは低水温帯(15〜18℃)で飼うことができます。また、中型水槽(90cm)・大型水槽(120cm)・超大型水槽(180cm)・水族館規模の水槽で飼育可能です。
ダイオウグソクムシの食性(餌)
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ダイオウグソクムシは海底に沈んできた魚類や海生哺乳類の死骸を食べていると考えられています。
飼育下では魚の切り身などを与えるとよいでしょう。
海水生物水槽の基本セット
海水生物の飼育には水槽・外部フィルター・エアレーション・照明などの基本器具が必要です。また、適正飼育水温にするために、飼育種にあわせてサーモヒーター・チラーが必要になる場合もあります。
なお、淡水生物の場合と違い、投げ込みフィルターは濾過能力不足のため、上部フィルターは塩が散るため適しません。
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