![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgyhUiPAru3MAmC6RrDHb_0SjNl-D3nS9GS07K0YA3pvi1mkZSIhjUcmBQes3avnZ06a7FlEJ5PqGdbN4r192VM2O5A1PvPcRG84Z8f967xTM1PBCbF5myXPnO9GyQTNGWmGKSSUyRawtLZ/s1600/tubekickback.png)
チューブキックバックが効果のある筋肉部位を解説するとともに、バルクアップ・ダイエット各々に有効なやり方(負荷回数設定・組み合わせ)をご紹介します。
本種目のやり方とポイント
チューブキックバックを実施する上で大切なポイントは、肘が前後・上下に動かないようにしっかりと固定することです。これにより、負荷が大胸筋や広背筋に逃げてしまうことが防げます。
なお、肘をやや開き気味に動作を行うと上腕三頭筋短頭に、閉じ気味に動作を行うと上腕三頭筋長頭に負荷がかかります。
種類として、手をついて片手で行う「ワンハンドチューブキックバック」、立って両手で行う「スタンディングチューブキックバック」、片手ずつ交互に動作を行う「オルタネイトチューブキックバック」などがあります。
チューブキックバックが効果のある主な筋肉部位
上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)
英語名称:Triceps brachii muscle
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhsHUERcDaibFxFpfkUV9uHNwBxisZBR2sJsq7q7hESL98Ak6zauXEyvXXR0TMzB5EDsg1ikLd9BgGjqv_UMMActjMslzKrlGwi8gTepHGiTIKH-HlVrIpwQH4wHFAze6SnGw-TFEw-c9U7/s16000/Triceps_brachii_muscle07-3-tile.jpg)
上腕三頭筋は上腕伸筋群に属する上腕背面に位置する筋肉で、前腕伸展・上腕内転の作用を持ちます。
筋力トレーニングの動作としては、肘を伸ばす・脇を閉じる働きがあります。また、長頭・短頭(内側頭・外側頭)に部位分けされます。
▼関連記事
上腕三頭筋の構造とトレーニング種目
なお、全身の主な筋肉部位の構造・作用・起始停止と鍛え方については下記の記事をご参照ください。
筋肉の名前(読み方)と作用|部位詳細・英語名称・ラテン名・起始停止なども解説
チューブキックバックの負荷回数設定
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg_yhefWKFczxYDc301jAPZaAXxrhyxSyzw1BnIE75Z-haZzqwG9DMEQk-1BvkowTt5-iBg7xfD6hdsLOxUC_gqhf2I-yVwnOZRq9FpGOUQQLhIDgW_hrQvpq8yGypv5HF2F8Scrj6UcS_S/s320/1280px-Blausen_0801_SkeletalMuscle.png)
筋肉を構成する筋繊維には、主に速筋繊維(type2)と遅筋繊維(type1)があります。速筋繊維は10回前後の高負荷低回数で鍛え、鍛えることで筋肥大します。一方、遅筋繊維は20回前後の低負荷高回数で鍛え、鍛えることで筋密度が向上します。
つまり、バルクアップ目的でのトレーニングでは10回前後で限界がくる負荷回数設定で、ダイエット目的でのトレーニングでは20回前後で限界がくる負荷回数設定でトレーニングを実施することが有効です。
筋トレ情報コーナーについて
当コーナーでは、ジムトレーナーを職業とするメンバーと生物学の専門知識を持つ博物館学芸員のメンバーが共同で執筆・制作した筋肉の構造・作用および筋力トレーニング各種目の解説記事を公開しています。マリンスポーツの補助としてだけでなく、あらゆる目的での筋力トレーニングに対応した内容です。
筋トレ情報コーナートップページはこちら
筋トレ情報コーナー協賛企業様
当コーナーでは、以下の協賛企業様よりトレーニング関係の画像および知見などを提供していただいています。
株式会社ONI「武器屋.net・鬼ジム24」
株式会社ONI(武器屋.net|鬼ジム24)
MazurenkoJapan
マジョレンコ製作所日本正規輸入代理店