【ハチェットの飼い方】種類紹介と餌・混泳・繁殖について解説



ハチェットの家庭水槽での初心者向き飼い方を博物館学芸員の筆者が、長年の経験をもとに解説します。

■ハチェットの特徴と飼い方

●おとなしく混泳向きだが飛び出しに注意

適正水質:中性~弱酸性
適正水温:25~28℃
餌の種類:テトラミンなどフレーク状配合餌料
繁殖:困難
混泳:容易

ハチェットは南米を原産にする扁平な体型が特徴(名前の由来:手斧=ハチェットに似ているから)の小型カラシン科熱帯魚で、以下のような種類があります。

マーブルハチェット
グラスハチェット
マーサハチェット
ドワーフハチェット
シルバーハチェット
レヴィスハチェット
スポッテッドハチェット
トラコカラックスハチェット
ジャイアントハチェット

3属9種のハチェットが観賞用熱帯魚として一般的に流通していますが、種類による飼育方法の違いはあまりありません。

なかでも、グラスハチェット・シルバーハチェット・マーブルハチェットなどが比較的安価で飼いやすい種類です。

ハチェットの仲間は表層生活に特化しており、野生では水面に落下してくる虫類を主食にしています。水槽飼育でもその特性は変わらず、表層をにぎあわせてくれる種類です。

餌も基本的には水面に浮いた状態の配合餌料しか食べませんので、少しずつようすを見ながら餌やりをする必用があります。

性質はいたって温和で、他種との混泳は全く問題ありません。

水質にやや過敏な傾向があり、一度にたくさんの水換えをすると体調を崩しますので、注意が必要です。

また、25度前後だと白点病にかかりやすい傾向もありますので、飼育水温は28℃を目安に設定してください。

寿命は三年ほどとカラシンの仲間の標準語的な長さですが、水槽内での繁殖は困難です。

■おすすめの入手方法

●メンテされたネット販売店がおすすめ

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ホームセンターなどで手軽に入手できる熱帯魚は病気のメンテや薬浴が不十分なケースが多く、そこから魚病を家庭の水槽に持ち込むリスクがあります。

熱帯魚の入手は、全国の水族館も購入利用しているネット専門店から行うことを強くおすすめします。

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■初心者向き家庭用水槽セット

●エアーフィルターor上部フィルターor外部フィルターの三択

家庭用の熱帯魚水槽セットには、大きくエアーフィルター・上部フィルター・外部フィルターの三種類のシステムがあり、それぞれの特徴は以下の通りです。

・エアーフィルター



もっともシンプルな水槽セット・システムでトラブルが少なく扱いやすい反面、ろ過能力は低めで週一回頻度の水換えとフィルター掃除が必要です。水草には不向きです。

・上部フィルター



もっとも一般的な家庭用水槽セット・システムでメンテナンスが簡単で、フィルター掃除や水換えも月に一回頻度でかまいません。水草には不向きです。

・外部フィルター

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もっとも高性能な家庭用水槽セット・システムで水換えは月に一回、フィルター掃除は年数回でかまいません。水草を楽しむなら必須のシステムです。

これら三種類のろ過システムから、飼育したい魚の数や水草の有無で適正なタイプを決めてください。

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