
とても身近な鳥であるニワトリの生態・特徴を写真集形式でご紹介します。
■ニワトリってどんな動物?
●セキショクヤケイの人為交雑種

ニワトリ(漢字:鶏・学名:Gallus gallus domesticus)は、今や世界中で広く飼育されていますが、その由来は中国南部~フィリピン・マレーシアといった東南アジアの熱帯雨林に生息するセキショクヤケイ(漢字:赤色野鶏・学名:Gallus gallus)に近縁種の ハイイロヤケイ・セイロンヤケイ・アオエリヤケイなどを人為的に交雑し、家禽化したものだと考えられています。
■ニワトリの種類・品種
ニワトリは、卵用品種・肉用品種・卵肉兼用品種および観賞用品種の四つのグループに分けられますが、それぞれの代表種は以下の通りです。●卵用品種

白い卵をうむ、卵用品種の代表種がこちらの白色レグホンです。

また、赤玉とも呼ばれる茶色い卵をうむ代表種が、こちらのポリスブラウンになります。
●肉用品種

肉用品種として、あまりにも有名なのがブロイラーです。こちらのように、養鶏場で大量に飼育されているのが一般的です。

高級鶏肉料理の食材として有名で、東南アジアで盛んな闘鶏にも用いられるのが軍鶏です。固めの肉質と濃厚な風味が人気となっています。
このほかにも、国内の品種では、南部地鶏、比内地鶏、伊達地鶏、大山地どり、阿波尾鶏、土佐地鶏、みやざき地頭鶏、天草大王、薩摩地鶏などが有名です。
●卵肉兼用品種

卵肉兼用品種の圧倒的に有名なブランド鶏が、こちらの名古屋コーチンです。
●観賞用品種

こちらのチャボは、観賞用品種として品評会やコンテストなども開催されるほど高い人気を誇っています。

また、観賞用品種の頂点とも言え、特別天然記念物にも指定されているのが、こちらの高知県特産品種であるオナガドリ(長尾鶏)です。
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