【ナマズの飼い方】餌・混泳・繁殖など生態をふまえた飼育方法



ナマズの家庭水槽での初心者向き飼い方を博物館学芸員の筆者が、長年の経験をもとに解説します。

■ナマズの特徴と飼い方

●飼いやすいが飛び出しに注意

適正水質:中性~弱酸性
適正水温:0~30度
餌の種類:小赤(生き餌)やキャットなど肉食魚用配合餌料
繁殖:困難
混泳:困難

ナマズは在来の日本産淡水魚の食物連鎖の頂点に立つ肉食魚で、他種との混泳はほぼ不可能です。

高温に強く、水質にもあまりうるさくないので、飼育自体は安易な部類に入ります。ただし、ちょっとした隙間から蓋をこじ開けて飛び出しますので、しっかりと隙間のない蓋をする必用があります。

よく人に慣れ、水槽ごしに寄ってくるので、鑑賞魚というよりはペットとして飼育する感覚です。寿命も十年以上ありますので、長く付き合っていくつもりで飼育をはじめましょう。

産卵期は梅雨土器で、増水時に川から用水路などに遡上して行いますが、水槽内での繁殖は困難です。

※遺伝子のかく乱を避けるため、入手した日本産淡水魚は野外へは放流せずに必ず最後まで飼いきるようにしてください。

※日本産淡水魚は種類・地域により保護されている場合がありますので、野外採集はせずブリード個体を入手してください。

■初心者向き家庭用水槽セット

●エアーフィルターor上部フィルターor外部フィルターの三択

家庭用の水槽セットには、大きくエアーフィルター・上部フィルター・外部フィルターの三種類のシステムがあり、それぞれの特徴は以下の通りです。

・エアーフィルター



もっともシンプルな水槽セット・システムでトラブルが少なく扱いやすい反面、ろ過能力は低めで週一回頻度の水換えとフィルター掃除が必要です。水草には不向きです。

・上部フィルター



もっとも一般的な家庭用水槽セット・システムでメンテナンスが簡単で、フィルター掃除や水換えも月に一回頻度でかまいません。水草には不向きです。

・外部フィルター

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もっとも高性能な家庭用水槽セット・システムで水換えは月に一回、フィルター掃除は年数回でかまいません。水草を楽しむなら必須のシステムです。

これら三種類のろ過システムから、飼育したい魚の数や水草の有無で適正なタイプを決めてください。

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