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【オパビニア画像図鑑】形態・生態などを生物学博物館学芸員が解説



オパビニアの形態や生態について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。

オパビニアとはどんな生き物?

オパビニア(Opabinia)は、約5億年前のカンブリア紀に生息したオパビニア類[5]の古生物の一属。体の先頭に突出したハサミ状の吻と5つの眼、両筋にたくさんの鰭と鰓をも。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/オパビニア

オパビニアの形態



オパビニアは頭部に長い吻を持ち、そこに融合したハサミ状の前部付属肢と5つの眼を持っていました。胴部は15節あり、それぞれに鰭と鰓を備えていました。胴部体節に歩脚が存在したかどうかは未だ議論されており、結論がでていません。身体の最後の節は特化した尾となっていました。体長は最大で10cm程度であったと考えられています。

オパビニアの生態



オパビニアはある程度発達した鰭を持つものの、底生捕食者であったと考えられています。その自在で長い吻を用いて海底の小動物を捕食したいたと推測されています。
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