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【シロオビアゲハの飼い方図鑑】生態的特長と飼育繁殖方法について博物館学芸員が解説



シロオビアゲハの生態について解説するとともに、20年以上、生物学学芸員として博物館施設に勤務し、昆虫が専門分野の一つである筆者が、その飼育方法についてご紹介していきます。

シロオビアゲハとはどんな生き物?

シロオビアゲハ(白帯揚羽、学名:Papilio polytes)は、チョウ目アゲハチョウ科に分類されるチョウの1種。日本ではトカラ列島、中之島以南の南西諸島に分布する。沖縄地方では普通に見られ、八重山諸島では通年、奄美群島でも2月中旬 - 11月下旬に見られる。年に5 - 6回発生する多化性である。ハイビスカスなどの赤い花によく訪花し、荒地や林、海岸などでも飛ぶ姿が見られる。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/シロオビアゲハ

シロオビアゲハの成虫の飼い方

シロオビアゲハの成虫は走光性がほとんどないため、広い空間さえあれば室内で飼育可能で、実際に昆虫館などでは放蝶飼育・展示されています。

餌は薄めたスポーツドリンクが最適で、その他に昆虫ゼリーなども置いておくとよいでしょう。

シロオビアゲハの繁殖と幼虫飼育

シロオビアゲハの幼虫はシークヮーサー・サルカケミカン・ハマセンダンなどのミカン科植物を食草とするため、産卵もこれらの葉に行われます。このため、これらを鉢植えまたは切り枝を水差しにして飼育スペースに設置することで産卵・幼虫飼育も可能です。

昆虫の飼い方図鑑の一覧はこちら

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