インドクワズイモの特徴と育て方(置き場所・温度管理・水やり)・増やし方(挿し木や株分けのやり方)について、長年植物の栽培・展示を行っている博物館学芸員の筆者が初心者の方にもわかりやすく解説します。
インドクワズイモとはどんな植物?
Alocasia macrorrhizos 葉は緑色で大きく、矢じり状卵形。茎は太く立ち上がる。クワズイモに似ているが、葉柄は葉身の縁につく(縁着)。
インドクワズイモの原産地
インド
インドクワズイモの育て方
明るさ(耐陰性)
普通(明るい室内で育つ)
温度(耐寒性)
普通(常温の室内で育つ)
水やり(根の湿性)
強い(受け皿をして常に水をためておく)
具体的な育て方
インドクワズイモは極端な寒さや暗さに当てないかぎり頑強な植物です。ただし、水切れには弱く、根が乾くとすぐに葉がしおれてしまいますので、常に水を絶やさないようにしてください。
育てていると子株が脇から出できますので、根ごと切り分けて鉢に移して株分けできます。
なお、本種は汁はシュウ酸を含み、触ると痒みや痛みを感じますので剪定や株分けの際はゴム手袋をするようにしましょう。
観葉植物一覧・種類図鑑
【観葉植物一覧・種類図鑑】育て方・増やし方を博物館学芸員が初心者向きに解説|インテリアに最適