フィニフェンマーイトヒキベラ(学名:Cirrhilabrus finifenmaa)の生態(分布域や食性)・飼育方法(適正水温と適切な水槽サイズ)について博物館学芸員の筆者が、長年の飼育経験に基づき解説します。
画像引用:https://www.ecomagazine.com/news/fisheries-aquaculture/stunning-new-to-science-fairy-wrasse-is-first-ever-fish-described-by-a-maldivian-scientist
また、小型水槽(60cm)・中型水槽(90cm)・大型水槽(120cm)・超大型水槽(180cm)・水族館規模の水槽で飼育可能です。
飼育下では冷凍アミエビなどを与えるとよいでしょう。
海水魚の飼育には水槽・外部フィルター・エアレーション・照明などの基本器具が必要です。また、適正飼育水温にするために、魚種にあわせてサーモヒーター・チラーが必要になる場合もあります。
なお、淡水魚の場合と違い、投げ込みフィルターは濾過能力不足のため、上部フィルターは塩が散るため適しません。
フィニフェンマーイトヒキベラとはどんな生き物?
イトヒキベラは、熱帯インド太平洋のサンゴ礁に自生する小さなベラの属です。
引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/イトヒキベラ
※フィニフェンマーイトヒキベラは2022年にインド洋のモルディブで発見された新種で、その生態についての詳細はまだわかっていません。
フィニフェンマーイトヒキベラの分布域
フィニフェンマーイトヒキベラはインド洋モルディブ諸島の深度50m前後の深い水域に分布しています。フィニフェンマーイトヒキベラの大きさ
フィニフェンマーイトヒキベラは最大で全長7cmになります。フィニフェンマーイトヒキベラの適正水温と水槽サイズ
フィニフェンマーイトヒキベラは高水温帯(25〜28℃)で飼うことができます。また、小型水槽(60cm)・中型水槽(90cm)・大型水槽(120cm)・超大型水槽(180cm)・水族館規模の水槽で飼育可能です。
フィニフェンマーイトヒキベラの食性(餌)
フィニフェンマーベラは野生ではなどを小型甲殻類などを餌として食べていると推測されています。飼育下では冷凍アミエビなどを与えるとよいでしょう。
海水魚水槽の基本セット
海水魚の飼育には水槽・外部フィルター・エアレーション・照明などの基本器具が必要です。また、適正飼育水温にするために、魚種にあわせてサーモヒーター・チラーが必要になる場合もあります。
なお、淡水魚の場合と違い、投げ込みフィルターは濾過能力不足のため、上部フィルターは塩が散るため適しません。