【ドワーフグラミーの飼い方】餌・混泳や繁殖と品種について解説



ドワーフグラミーの家庭水槽での初心者向き飼い方を博物館学芸員の筆者が、長年の経験をもとに解説します。あわせて、品種バリエーションについてもご紹介します。

■ドワーフグラミーの特徴と飼い方

●温和で混泳も可能だか水質には注意が必要

適正水質:中性~弱酸性
適正水温:23~28℃
餌の種類:テトラミンなどフレーク状配合餌料
繁殖:可能
混泳:可能

ドワーフグラミーは、グラミー類のなかでも小型の種類で性格はいたって温和です。このため、ネオンテトラなどの小型カラシン科熱帯魚との混泳も可能です。

グラミーの仲間は「ラビリンス器官」と呼ばれる空気呼吸のための器官を持っているため、酸欠にはかなり強い魚です。

ただし、水質の悪化には敏感で、飼育水が古くなると黒ずんできて体調を崩しますので、こまめな水換えが必要になります。

寿命は5年ほどで、繁殖も可能です。産卵は水面に泡巣を作りますのですぐにわかります。産卵を確認したら泡を崩さないよう、水ごと泡巣をすくって産卵箱などに隔離します。

卵は一週間ほどで孵化し、仔魚の口も比較的大きいので、いきなりブラインシュリンプでも十分に育成可能です。

なお、ドワーフグラミーには原種である赤地に青ラインのタイプのほかに、いくつかのバリエーションがありますのでご紹介します。

●ネオンドワーフグラミー



原種に比べると、赤色の部分が少なくなった品種です。

●サンセットドワーフグラミー



原種に比べると青色の部分が少なくなった品種です。

●コバルトドワーフグラミー



原種の赤色がなくなり、青色系のみの体色のバリエーションです。

●ゴールデンハニードワーフグラミー



赤色と青色の色素が抜けた黄化品種で、原種に比べるとやや小型です。

■おすすめの入手方法

●メンテされたネット販売店がおすすめ

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ホームセンターなどで手軽に入手できる熱帯魚は病気のメンテや薬浴が不十分なケースが多く、そこから魚病を家庭の水槽に持ち込むリスクがあります。

熱帯魚の入手は、全国の水族館も購入利用しているネット専門店から行うことを強くおすすめします。

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■初心者向き家庭用水槽セット

●エアーフィルターor上部フィルターor外部フィルターの三択

家庭用の熱帯魚水槽セットには、大きくエアーフィルター・上部フィルター・外部フィルターの三種類のシステムがあり、それぞれの特徴は以下の通りです。

・エアーフィルター



もっともシンプルな水槽セット・システムでトラブルが少なく扱いやすい反面、ろ過能力は低めで週一回頻度の水換えとフィルター掃除が必要です。水草には不向きです。

・上部フィルター



もっとも一般的な家庭用水槽セット・システムでメンテナンスが簡単で、フィルター掃除や水換えも月に一回頻度でかまいません。水草には不向きです。

・外部フィルター

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もっとも高性能な家庭用水槽セット・システムで水換えは月に一回、フィルター掃除は年数回でかまいません。水草を楽しむなら必須のシステムです。

これら三種類のろ過システムから、飼育したい魚の数や水草の有無で適正なタイプを決めてください。

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