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【マナティー種類・生態フリー画像図鑑】分布・餌・繁殖などを生物学博物館学芸員が解説



マナティーの生態(分布・餌・寿命・繁殖など)について、生物学の博物館学芸員である筆者がフリー画像写真をまじえながら解説します。

マナティーとはどんな生き物?


マナティー科(マナティーか、Trichechidae)は、哺乳綱カイギュウ目(海牛目)に属する科である。

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/マナティー

マナティーの3種類

アマゾンマナティー


学名:Trichechus inunguis
英名:Amazonian manatee

アマゾンマナティーは南米大陸の北部中央部に分布するマナティーの1種です。最大体長が2.8m・体重300~500kgとマナティー科のなかで最も小さな種類です。

アメリカマナティー


学名:Trichechus manatus
英名:Caribbean manatee

アメリカマナティーは北米・中南米・南米のカリブ海に面した沿岸地域および河口域に分布しているマナティーの1種です。最大体長が3.90m・最大体重1500kgとマナティー科のなかで2番目に大きな種類です。

アフリカマナティー


学名:Trichechus senegalensis
英名:African manatee

アフリカマナティーはアフリカ大陸西海岸の沿岸部および河口域に生息しているおり、最大体長4m・最大体重1500kg以上とマナティー科のみならず現生の海牛目(ジュゴン目)でも最大の種類です。

マナティーの分布



赤:アマゾンマナティー
緑:アメリカマナティー
橙:アフリカマナティー

上図はマナティー3種の分布をあらわした図です。

アマゾンマナティー以外の2種は、淡水域だけでなく海水域でも生活しています。

マナティーの餌



マナティーは海草(海藻ではなく維管束を持つ高等植物)や水草を主に食べていますが、淡水域では河川の岸から水面に覆いかぶさる陸上植物も食べています。また、海水域では海藻を食べることも確認されています。

マナティーの繁殖



マナティーの妊娠期間は約1年で、一回に1頭の子供を産みます。

それでは、ここからはネットのフリー画像から厳選したマナティの写真をお楽しみください。

マナティーフリー画像集


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