御食国志摩びと‟kids"養成講座『ぶりぼら』第5回「伊雑宮参拝と御田植祭について学ぼう」を実施しました

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平成30年9月29日(土)、第5回のぶりぼらは、台風24号の影響による雨の中、6名で磯部町にある伊雑宮(いざわのみや)を訪ねました。

稲熊神主さんの案内で、まず衛士見張所近くにある手水舎(てみずしゃ)で、参拝の前に身を清めるための作法を教えて頂きました。子供たちは、真剣な眼差しで神主さんの作法を見て学んでいました。

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そして緑の森に囲まれたお社で参拝。子供たちは、二拝二拍手一拝の作法を教わりながら、緊張気味にお参りしていました。

参拝の後、神主さんから、ここにお祭りされているのは太陽の神、天照大御神で、約2千年前にこの地にお祭りされたと聞き、子どもたちは驚いた様子でした。伊雑宮では伊勢神宮から一年遅れて平成26年秋に式年遷宮が行われ、現在の敷地の東側に20年後に、また新しくお社が造営されることを伺いました。

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また、神様のお食事を作る処で、10月25日神嘗祭当日には調献式が開催される忌火屋殿(いみびやでん)や井戸の説明がありました。

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この後、毎年6月24日に御田植祭が行われる会場となる、御神田(おみた)を見学させていただきました。この祭りは、国指定の重要無形民俗文化財「磯部の御神田」として指定されており、「鶴の穂落し」の故事が起源となっていることなどの説明を受けました。神主さんは「神様をお祭りするためには、食べ物が大切。神宮がこの地にあるのは、ここが美味しい食べ物に恵まれている場所だったことが大きな理由の一つ。みんなそういう素晴らしい場所に住んでいるんだよ」とこの地域の素晴らしさを語っていただきました。

 その後、志摩市歴史民俗資料館を訪ね、橋本学芸員さんから御神田では、早乙女、田道人らが御料田に入り、手を取り合って回る「苗取り」が行われた後、御料田の畔に立てらえた大うちわを三度扇いで倒し、若者が下帯姿で勇壮に竹を奪い合う「竹取り」が行われること、御田植祭の奉仕は、「磯部九郷」と呼ばれていた土地の人たちが地区を挙げて行い、一部の地区では二地区が連合し奉仕を行うので7年に一回当番が回ってくること、太鼓、ささら、早乙女、大鼓、小鼓、謡、笛、朳、田道人(立人)、警護などの役割分担があることなどを聞きました。

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説明を受けた後、子どもたちは歴史が沢山詰った資料館を見て回り、感動したこと、学んだ事などをカルタとして記録しました。

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子供たちの作ったカルタの一部をご紹介します。

「スサノオノミコト アマテラスを 怒らせた!!」

「漁師の安全願う 御田植祭」

「6月24日 伝統祭り 御田植祭」

「のどかな田んぼ 森や海 神様選んだ良い所」

「歴史がね つまっているよ 資料館」