平成30年度御食国食文化展開事業が始まりました

 平成30年6月15日に志摩市は、SDGsを取り入れて地方創生を実現するための先導的な取り組みを進める「SDGs未来都市」に選定されました。今後、御食国として地域に引き継がれてきた食文化の継承を重点テーマとして、産業の振興や豊かな自然環境の保全、地域の産業や文化の後継者育成などを優先的な取り組みと位置付け、SDGsの達成に寄与するようまちづくりを進めていきます。

 この取り組みの一環として、本年度から御食国の食文化を海外に伝えることを通して志摩市の持続可能な食文化の価値を創造し、志摩市の経済・環境・社会など幅広い分野への波及効果を期待する「御食国食文化展開事業」がスタートしました!今年の事業では、海外の食文化に関する専門家や学生を招くとともに、国内からは志摩市と連携協定を結んでいる辻調理師専門学校や立命館大学の食マネジメント学部の先生や学生をお招きして、御食国の食文化の価値を国内外に伝えていくための学びのプログラム作りとまた、海外の方に御食国の食文化をしっかりと伝えることができる人材(CBC:カルチャー・ブッリジ・クリエーター)の育成も同時に行っていきます。

 第1回目となるツアーは、8月9日(木)から8月11日(土)まで開催しました。今回のツアーでは、御食国として古来から受け継がれてきた御食国の持続可能な食文化が、豊かな森と海、人のつながりの中から生み出されているということを理解することを目的に、、海藻と海女漁業などを主なテーマとして実施しました。

 9日と10日は、森に関わる備長炭生産者さん、森と海の双方をつなぐを鰹節加工業者さん、森の恵みで育つ海藻に関わる海女さんや海藻加工業者さんを訪問して意見交換を行い、11日には、海女さんや海藻業者さんに普段から食べている自慢の郷土料理を持ち寄ってお越し頂き、みんなで試食し、意見交換をする共食会を開催しました。神様に感謝し、食事を共にする祝い箸の説明もなされ、御食国の文化を感じながらの意義深い共食会となりました。

ツアー全体を通して、参加者からは

「志摩市は生産者の想いや情熱が詰まった場所だ」

「志摩のサステナブルな考え方を母国に持ち帰りたい」

「人と自然が共存している国立公園だからこそ、特徴的な食文化がここにある」

などのコメントをいただき、改めて志摩市が有する食文化のポテンシャルを実感することができました。

今後は第2回ツアーに向け、今回ツアーのフィードバックを含め、市民の皆さんにもご参加いただきながら、より、質の高いプログラムツアーの構築を目指していきますので、ご協力よろしくお願いいたします。

★ツアーの様子は、こちらをご覧ください。