平成29年度ぶりぼら第8回(最終回)「ぶりぼらお楽しみ会」を開催しました

 平成29年7月から平成30年1月まで、志摩市主催で子どもたちがまち(志摩市)全体を知る機会をつくり、さまざまな体験を重ねる中でまちづくりに興味を持ち、関わっていく人材として育成を図ることなどを目的に、里海kids工房「ぶりぼら」を8回にわたって開催しました。

※「ぶりぼら」という名称は、子どもたちが出世魚である「ブリ」や「ボラ」のように大きく成長して欲しいという願いを込めています。

 今年度の「ぶりぼら」には、市内の小学生5・6年生10名が参加して、おうむ岩や天の岩戸の探検、かき養殖場やメロン農園・きんこ生産現場の見学や芋掘りの体験、ところてん作りなど地元の方から色々なお話を聞いたりして、たくさんの事を学んできました。

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 最終回となる第8回目は、志摩町内の民宿や飲食店、真珠店などのおかみさんたちの集まりである「志摩いそぶえ会」の石原会長さん、田邊さん、太田さんに講師になっていただき、かつおのてこね寿司やアオサの卵焼き、あおさのみそ汁の作り方を教わりました。子供たちは、かつおのヅケを酢飯に混ぜ合わせて、てこねずしを仕上げたり、あおさを混ぜた卵焼きをハート型に切って盛り付けたりしました。子どもたちは、女将さんたちに教わりながら熱心に料理を学び、美味しそうな3品を完成させ、保護者の方も一緒に手づくりの「かつおの手こね寿司」・「あおさ卵焼き」・「あおさのみそ汁」をおいしくいただきました。

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 午後は、これまでの振り返りとメンバーが作りためてきたカルタでで遊びました。

 振り返りの3分間発表会では、作文用紙にまとめてきたこれまでのまち歩きの感想を発表しあいました。「ぶりぼらを通して山や川、海はすべてつながっていて、山からの栄養を含んだ水が川を通じて海にいく流れがよくわかった」というような発表や、「入り組んだリアス海岸は波静かでおだやかな所なのであおさやかきが流されることもなく養殖できる」ことなど志摩市の特産品について特産品が育つのに適した環境があるからだと知った子どももいました。また、きんこについては「温暖な気候で、1週間くらいの天日干しが甘さを増す」ことや、「森からの栄養のおかげで陸にも海にも特産品がたくさんある」ことがわかったという感想もありました。今後の暮らしや地域活動の中で、こういった知識や知恵が役立つことを期待したいと思います。

 また、カルタ作りは、参加者が毎回聞き取りしたことなどを振り返るための手段として取り入れましたが、作りためたカルタは、まちの地域や産業の魅力や有り様などが想定以上に分かりやすく伝わるものとなりました。こうしたカルタを今後も作り続け、「志摩カルタ」として、市内外の方や市内の学校でまちを知っていただくツールとして利用できるものになっていくことを期待します。

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 市内各町を巡り、地域の方々の話を聞いてきましたが、次はぶりぼらメンバーが友達や地域の人たちに今回の体験で分かったことや気づいたことを伝えていく番です。志摩市という「まち」について、まだまだ知らないことがたくさんあると思いますが、まちに興味をもって、沢山のことを知り、その素晴らしさを伝えていける人になってもらえたら幸いです。

■実施内容

 日 時

テーマ

     講 師

参加人数

第1回

7月15日(土)

里海と里山のつながりを知ろう

(有)旅館橘大将森本絋正さん

10人

第2回

7月31日(土)

炭焼き小屋を見学します

さとう製炭工房佐藤進司さん

9人

第3回

8月23日(水)

恵比寿神社周辺を探検します

中村幸正さん、海ほおずき施設長鈴木隆さん

10人

第4回

8月24日(木)

南張メロン川口農園と阿児特産物開発センターを見学します

川口農園 川口芳幸さん・利恵さん夫妻、阿児特産物開発センター橋爪千尋さん

7人

第5回

9月9日(土)

大王埼灯台周辺探検とところてん作りを見学します

アート・タキ 瀧勇さん・泰子さん夫妻、西角商店西村和紀さん・順子さん夫妻

9人

第6回

11月4日(土)

きんこ芋掘り体験をします

「芋の館 きらら」森川まさるさん・山本寿絵さん

10人

第7回

12月9日(土)

的矢かきの秘密を知ろう

佐藤養殖場佐藤文彦さん

10人

第8回

1月27日(土)

ぶりぼらお楽しみ会&3分間発表会

志摩いそぶえ会代表石原幸子さん、田邊玲子さん、太田敬子さん

 

8人

保護者など15人

H29ぶりぼらこれまでの歩みは、こちら!

毎回、講師から聞いたことや体験の中で気づいたことなどを「カルタ」という形で記録してきました。

出来上がった『ぶりぼら志摩かるた2017』はこちら。(只今調整中!)

-参加者の振り返り-

参加者氏名

参加者が記憶に残っていること、分かったこと

A(6年)

○初めておうむ岩と天の岩戸に行った。おうむ岩は高くて怖かったけど天の岩戸は、すずしくて本当に行って良かったと思います。

○鼻かけえびすは、初めて見たが、漁業についての関わりがよくわかりました。

○ところてんの作り方は、詳しく知らなかったので、知ることが出来てよかったです。灯台の辺りを探検したのが楽しかったです。

○みんなで芋掘りしたのが、すごく楽しかったです。焼き芋にして食べてきんこ芋は甘くて美味しかったです。きんこを使ったおかしなどがあることを初めて知ったので、食べたり広めたりしたいなと思いました。

○芋の館の人が写真などでわかりやすく作り方などを説明してくれ、きんこを干している所も実際に見せて説明していただいたので、よくわかり一つ一つの質問にも丁寧に答えて頂いてよくわかりました。

○さとう養殖場で、社長さんからかきについての歴史などの話を聞いて、川からの栄養が海を良くしていることが佐藤さんのお話からよくわかりました。志摩市は、自然がたくさんある所なので、これからも志摩の自然を大切にしていきたいと思いました。

B(6年)

○ぶりぼらで印象に残っているのは、①炭を作っている所に行って、作り方を勉強したこと。②天の岩戸から的矢湾までの水の流れを知ったこと。③的矢かきの養殖について勉強したこと。④浜島で鼻かけえびすを見たことや、古墳があることを知ったこと。⑤はやと芋で、きんこの作り方を学んだこと。⑥川口メロン農園に行って、メロンのでき方を知ったこと、などです。その中でも印象に残っているのは、「天の岩戸から的矢湾までの流れを知ったこと」です。天の岩戸から湧き出た水が飲み水だけでなく、川に流れて美味しいお米ができたり、海へ流れてあおさや海の生き物が育つという事がわかりました。川の行く先に連れてってもらって、プランクトンがいっぱい発生していることやそのことによりかきがとてもおいしく育つこともわかりました。それと、「はやと芋で、きんこの作り方を学んだこと」です。磯部のおばあちゃんがきんこを作っているので、とても身近に感じました。

C(6年)

○今までのぶりぼらですごく楽しかったな良かったなと思ったのはところてん作りの見学の日と、きんこの作り方を教えてもらった日です。ぶりぼらに参加して、いろんなことを教えてもらったら、自分はずっと志摩に住んでるのに全然知らんことばっかりやなと思いました。いろんな人にいろんなことを教えてもらって、もっと志摩にいい所やいいものあるかなって知りたくなりました。友達に誘われてだいぶ迷って参加したけど楽しかったし参加して良かったと思いました。

D(5年)

○阿児特産物開発センターに行っていろんなものを開発していたので、すごいと思いました。アオサのアイスクリームはおいしかったので、また食べたいです。味は他にも色々ありました。すごかったです。

○第6回目にきんこの作り方を知りました。でも一番楽しかったのは、芋ほりです。いっぱいほりました。そのあとの焼き芋がおいしかったです。7回までのぶりぼらで一番がんばったのが、芋ほりです。次から次へと芋が出てくるので、けっこうつかれました。来年も出来たらしたいと思いました。

E(6年)

○一番心に残ったのは、「大王埼灯台周辺探検とところてん作りを見学」が一番心に残りました。理由は、2つあります。1つ目は、ぼくが住んでいるという所と、2つ目は「ところてんってこんなふうに作るんだ~。」と思ったからです。なぜかというと、てんぐさを煮たらあんなにドロドロになるなんて知らなかったからです。そのあと灯台の周りをぐるっと1周してきてもどってきて、ところてんを実食してみたらとてもおいしかったです。ぼくは、ところてんがきらいだったけど「こんなにおいしいんだ~。」と思いました。ぼくは、この大王埼が大好きです。

F(6年)

○ぶりぼら2年目の参加も、とても楽しい学習でした。天の岩戸に行った時は、森に入り川へ近付くたびにひんやりとした冷たい空気になっていき、「自然の力」を知りました。川の水もとても冷たく、きれいで飲めるということも知りました。

○波切に行った時は、ところてんの材料「天草」を見て、想像とちがいおどろいたことも覚えています。探検も美しいけしきを見て、「志摩市ってこんなところもあったんだ。」と思いました。他にもしたことのない体験や見たこともないものにおどろいたり、たくさん学んだり、とても自分にとっていい経験になったなと思います。そして学んだことを活かして、志摩市のいいところをたくさん知ってもらえるように行動したいです。他の学校の子と出会い、なかよくなれてうれしかったです。ぶりぼらに参加して本当によかったです。

G(6年)

○ぶりぼらでは、色んなことを経験できました。志摩のことをもっと知れたのはもちろん、他の学校の人ともかかわれる機会にもなれました。そんなぶりぼらの活動で1番心に残った回は、第1回目のぶりぼらです。うまく言えないけど1番心に残っています。ぶりぼらでは、12年間志摩に住んでいたけどまだ知らなかった志摩のいい所を知れました。そういう人はまだ他にもいると思うから、その人たちにも知ってほしいし、教えてあげたいなと思います。ぶりぼらは、そういうことを勉強できるいい機会だったし、ぶりぼらのメンバーになれてよかったなと思いました。これからもぶりぼらのような活動が増えればいいなと思います。

H(5年)

○志摩市の特産品には、共通点があります。それは、特産品が育つのに適した環境があるからです。海は入りくんだおだやかな所なので、あおさやかきが流されることもないのです。次はきんこです。志摩市は冬でも暖かいので1週間天日干しすると甘さが増します。これらのもとは、森や川や海にあると思います。志摩市は森が多いので、きれいな水が出ます。それが海にも流れて、海の水もよくなります。その水のおかげで陸にも海にも特産品がいっぱいあるのだと思います。そして今年のぶりぼらでは、志摩の自然や特産品をいっぱい知れてとてもうれしかったです。

I(6年)

○備長炭は、硬かったし、白かったです。まだあの時の炭を持っています。

○一番興奮したガメラの海ほおずきの回とかは、楽しかったです。でか物がつかまえられず、サザエとヒトデばかりさわっていました。

○あれは良かったと思うのは、3回目のメロンと阿児特産物開発センターです。あおさのアイスクリームは、あまくてうまかったし、メロンがジューシーでうまかったです。

○今回で終わりはやだなと思うくらい楽しかったです。中学校でも部活のない時とか、やりに行きたいです。

J(5年)

○志摩市のことを知らない人々はまだまだたくさんいると思うけどその人達にもっと志摩市を知ってもらおうとこの志摩の人々は思っているのではないかと思う。そして、この志摩が好きなんだと思う。そして、志摩のことを知らない人々をふりかえらせて、志摩市をどんどん活性化してくれるのではないかと期待したい。