平成28年度の生物調査隊事業を実施しました

平成28年4月24日(日)に、市民調査員の皆さんと三重県立水産高校生物部の皆さんによる、英虞湾のいきもの調査隊事業を実施しました。

この調査は、市の実施する環境調査の一環として、干潟にどんな生き物が住んでいるのか、またそれらの生き物がどのように変化しているかを記録することを目的に実施しているものです。調査は、日本国際湿地保全連合が提唱している市民調査方法で実施しており、基本的に8人が一組になって海岸生物の調査を行っています。

調査にあたって、日本貝類学会評議員の木村昭一先生から、「英虞湾には本当にさまざまな生き物が暮らす自然が残されていて素晴らしい。この調査結果は三重県が作成した「三重県レッドデータブック2015」などで活用されている。」という紹介をいただきました。

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今年度の調査は、市民調査員の皆さんと水産高校生物部の皆さんの混成チーム3班で実施しました。

最初に干潟や湿地の表面に住んでいる生き物を採集し、その後穴を掘って地中に住んでいる生き物を採集します。

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調査に慣れてきた市民調査員の皆さんは、希少な生き物がいるような場所を効率よく回って採集されていますし、初めて参加した高校生でも今年はクルマエビの稚エビを採集したり大活躍でした。 

採集後にはみんなで名前を調べます。毎年のことですが、これには時間がかかります。

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生き物の種類ごとに何人が見つけたかを集計することで、「どんな生き物がいたのか」だけでなく、「どれくらいいたのか」という目安となります。

今年の調査ではクルマエビの稚エビが見つかったり、新たにいくつかの生き物が見つかる一方で、ツバサゴカイがいなくなったり、オキシジミがエイの食害にあった跡がたくさん見つかるなどの変化も見られました。

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これまでの調査結果も新しい里海のまち・志摩ホームページで公開していますので、ぜひご覧ください。

これまでの調査結果はこちらから。