教えて♡しまこさん!

志摩市が運用する海女に関する情報をお伝えするブログです。

農業遺産について考えるシンポジウムに参加しました
2017/11/07 里海推進室

 鳥羽市と志摩市に伝わる海女漁業と真珠養殖業は、地域の自然環境を上手く活用して持続的に行われている農林水産業であるとして、平成29年3月14日に、「鳥羽・志摩の海女漁業と真珠養殖業―持続的漁業を実現する里海システム―」として日本農業遺産に認定されています。

 新潟県長岡市と小千谷市に伝わる稲作と錦鯉養殖も同時に日本農業遺産に認定されましたが、平成29年10月15日(日)に、長岡市で農業遺産に認定されたことの意義を確認し、今後の地域の活性化につなげていくためのシンポジウムが新潟日報社の主催で開催され、同じ日本農業遺産の認定地域として志摩市からもパネリストとして参加させていただきました。

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 シンポジウムでは、「世界農業遺産及び日本農業遺産がもたらすもの」というタイトルで基調講演が行われた後、世界農業遺産に認定されている佐渡市の「朱鷺と暮らす郷づくり」、石川県の「能登の里山・里海」、そして鳥羽志摩と同時に日本農業遺産に認定された新潟県長岡市・小千谷市の「雪の恵みを活かした稲作・養鯉システム」の代表者の皆さんとともに、それぞれの地域の取り組みや課題、今後の取り組みを進める上で何が必要かといった意見交換を行いました。

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 各地域の代表の皆さんからは、「農業遺産に認定されたことを契機として、前向きに取組んで行く人を育むことが大切」、「地域の自然を活用するためには、さまざまな分野の連携が必要」「やれることからやっていく。それを行政が応援する」といった意見が出され、いずれの地域の取り組みも自然を上手く活かし、その取り組みに誇りを感じている人が核となって主体的に動いているということを強く感じました。また、長岡市・小千谷市で養殖されている錦鯉は「泳ぐ宝石」と呼ばれています。志摩市の真珠と同じように、自然の中から持続的に「宝石」を生み出す技術を持った人が暮らす地域として、志摩市と共通点があります。これからも農業遺産に認定された地域が「自然とともに暮らしていく」地域として情報を共有しながら、ともにまちづくりに取り組むことができれば良いなと感じました。

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